Miney(The Benjamin)×千歳(HELLBROTH)×義彦(heidi.)×真悠(LAY ABOUT WORLD)対談 インタビュー!!!!

「令和のソフビ」という新しいジャンルを、この4バンドで作っていきたい!!!!Miney(The Benjamin)×千歳(HELLBROTH)×義彦(heidi.)×真悠(LAY ABOUT WORLD)対談 インタビュー!!!!


「令和のソフビ」という言葉を目にしたとき、マジに嬉しい衝撃だった。ソフビという言葉から、SOPHIAやJanne Da Arc、D-SHADEなどを思いだす方も多いだろうか。当時から明確な定義があったわけではないが、1990年代後期~2000年代初頭には、薄めのメイクで歌もの系のバンドを総称して「ソフビ系」と呼ぶ傾向があった。ヴィジュアル系という音楽性の振り幅を語る上で欠かせない「ソフビ系」というスタイル。それを今に受け継ぐのが…と書きたいところだが、少々趣が異なることを先にお伝えしておきたい。

The Benjamin/HELLBROTH/heidi./LAY ABOUT WORLDの4バンドが合同で、10月下旬より「令和のソフビ」と題した4本のツアーを行う。サウンドのスタイルは全バンド異なれど、4バンドに共通しているのが"歌心"を大切にしている、いわゆる「歌もの系」のバンドであること。同じ匂いを感じた4バンドが、かつてのソフビ系が提唱してきた「歌もの」という軸を継承しながらも、「今の時代に似合う、新たな音楽スタイルを自分たちで模索し、提言しよう」という意志の下に集まり、一つの言葉を提示した。それが、「令和のソフビ」という概念であり、精神性だ。

4バンドが考える「令和のソフビ」の定義とは…。その言葉に込めた思いを紐解こうと、Miney(The Benjamin)×千歳(HELLBROTH)×義彦(heidi.)×真悠(LAY ABOUT WORLD)が集まり、対談を行った。



"歌もの"を主体に活動しているバンドのことを総称するため、あえて「ソフビ」という言葉を使いました。


──「令和のソフビ」と題したこのツアータイトル、めっちゃつかみがありますよね。

義彦 僕も初めてタイトルを聞いたとき、「これは面白い」と思いましたからね。

Miney ソフビという言葉自体は、以前からThe BenjaminのライブのMCネタとして使っていました。というのも、近年のヴィジュアル系シーンはヘヴィなサウンドのバンドが主流だから、うちらのような"歌もの"を主体に活動しているバンドのことをわかりやすく総称するために。同じように、歌を大事にしたバンドが身近にいたことで、「このシーンには、こういう"歌心"を大切にしているバンドが多くいるんだよ」と幅広く伝えたい気持ちや、「うちらのようなバンドを知ってもらえる"強いカテゴリー"を作れたらいいな」という思いから、あえて「ソフビ」や「令和のソフビ」という言葉を使っていました。以前から千歳くんとも、そういう話をよくしていたよね。

千歳 そうでしたね。Mineyさんに、「HELLBROTHもソフビ系だよね」と言われ、自分たちでも「あー、そうかもしれない」と気づかせてもらったりね(笑)。

Miney まぁ、冗談めいた会話として言っていたことではあったけど。

千歳 でも、HELLBROTHもその言葉通りなんですよ。自分の中でのソフビの定義って、ナチュラルなメイクで、歌もののバンドであること。しかも、ポップで明るい曲調も多い。そのイメージをHELLBROTHに重ね合わせたときに、「今のHELLBROTHが表現している音楽は、まさにソフビだ」と思えたし、「令和のソフビ」というネーミングもしっくりときました。

Miney ここに集まったのは、そのカテゴリーにしっくりくるバンドたちなんですよ。heidi.は、最近のほうがメイクが濃くなっている印象だけどさ(笑)。

義彦 確かに(笑)。経験を重ねるにつれて、逆に濃くなってきていますね(笑)。

Miney 以前にThe BenjaminとHELLBROTHがイベントで一緒になったとき、出演バンドの半分が白塗り系のヘヴィなサウンドのバンドで、もう半分がナチュラルなメイクで歌もの系のバンドだったんですね。そのときに、千歳くんと「うちらは白塗り系のカテゴリーではないよね」という話をしていたのも、今回に繋がるきっかけになりました。そのときだよね、「一緒にソフビ系のバンドを集めてイベント・ツアーをやろうか」という話をしたのは。そこから、昔からの仲間であるheidi.に声をかけ、付き合いは近年だけど、同じシンパシーを覚えていたLAY ABOUT WORLDに続いて声をかけたところ、2バンドともすぐにOKの返事をくれた。そこから、年内でみんなの都合の良い日程を突き合わせたところ、今回の時期がちょうどスケジュールを組みやすかったことで、今に繋がったわけです。

真悠 この3バンドは、以前からの付き合い同士ですけど、LAY ABOUT WORLDだけは、3バンドとも、ここ3-4年の付き合いなんですよ。だけど、みなさんと仲良くさせていただいていたら、僕らもイベントに誘っていただけたことは、すごく嬉しかったです。

Miney LAY ABOUT WORLDがいると、楽屋が楽しいからね。

千歳 「令和のソフビ」は、昔からの仲間たちと組んだイベントですけど。どこか1バンドが主催になってという形を取ってしまうと、どうしても1バンドの趣旨に寄り添う形になることを全バンドが経験上わかっていました。なので、この企画は、「みんなで考えを持ち寄り、全員が主催者になって作っていこう」という形を取ったのも良かったなと思っています。

義彦 そのスタイルだからこそ、みんなで出し合うアイデアが、話すたびにどんどん膨らんでいったからね。

千歳 先に日程と場所を押さえ、まずは走り出そうと。そこから、具体的な内容は煮詰めていけばいいということで、今も内容を膨らませているところですけど。みんな、気持ちの波長が一緒だから、物事の進み方やまとまりが早いのがいいんですよ。


「令和のソフビ」という定義だって、いろんなバンドが集まって活性化していく中で、「令和のソフビってこうだよね」と少しずつ決まっていけば良いこと。


──話を聞いていると、新たな枠組みを持った「令和だからこそのソフビの定義」が生まれそうだから、面白さもそうですが、このイベント自体に未来への期待もすごく感じます。

Miney 今はどうしても、ヘヴィなサウンドでメイクの濃いバンドが注目されがちだからこそ、自分たちのような歌心を軸に据えたバンドの魅力を、どうにかしてもっと世の中に届けたいと思っていた。そういう思いを持っていたバンドが他にもいたからこそ、この4バンドがすぐに共鳴し合い、思いを一つにしたわけですけど。このシーンには、まだまだ、僕らと同じような思いを持っているバンドがいると思うんですよね。そういうバンドたちが伸び伸びと活動できるイベントの旗振り役として「令和のソフビ」がなっていけたら、それが一番の理想ですよね。

真悠 僕らも、誘いが来たときに「こういうイベントが欲しかった」とすぐに共感をしたように、このイベントの開催が発表されて以降、「自分たちも出たい」という声をいただくから、共感するバンドさんがこのシーンには多くいるなと実感しています。

Miney それは、お客さんたちにも言えること。昔から、歌もの系が好きなファン層はずっと存在し続けてきたけど。こういうきっかけを作ることで、みんなも集まりやすくなると思うんですよ。

──確かに。今回のツアーは、宇都宮・大阪・四日市・東京の4ヶ所で開催になります。ポイントになっているのが、出演メンバーに縁のある、宇都宮と四日市公演が入っているところです。

Miney heidi.とThe Benjaminには栃木出身のメンバーがいるから、そこは外したくないなと。

義彦 しかも、東京での共演はあっても、heidi.とThe Benjaminが、互いに(一部)メンバーの地元の栃木で共演するのは今回が初めてになるから、それも楽しみなんです。

千歳 四日市は、HELLBROTHのメンバーの夢人の生まれ故郷。HELLBROTHは何度もライブで足を運んでいるけど、この機会を通して3バンドにも四日市の魅力を知ってほしいなと思って決めました。

Miney LAY ABOUT WORLDは、本来なら札幌だけど。このイベントを継続してやっていきたいし、その手応えをつかんだときには、札幌もツアーに組み込んでという思いのうえで、今回は大阪で頑張ってもらおうかなと思ってる(笑)。

真悠 うちら、大阪担当でやらせていただきます(笑)。東京公演を行う11月7日はMineyさんの誕生日当日、この日は盛大にお祝いしますから。

Miney 11月7日は自分の誕生日であり、レーベルの周年の日でもあるから、毎年恒例として11月7日に箱を押さえているんだけど。例年はレーベル主催のイベントとしてやってきたけど、この時期にツアーをしようと決めたとき、「このツアーのファイナルをここに持ってくるのも面白いな」と思って決めました。

真悠 僕らも、みなさんを札幌へ連れていきたいからこそ、「令和のソフビ」というイベントをずっと継続させたいんですよ。

Miney むしろ、そこが大事なこと。みんな、単発の企画で終わらせる気はまったくないどころか、以前のソフビのカテゴリーにとらわれるのではなく、自分たちで新たに「令和のソフビ」というジャンルを作っていきたいと思っているからね。

義彦 そこが、大事ですよね。僕自身、ソフビという言葉自体は耳にしていたけど。内容はぜんぜんわかっていなくて。だったら、自分たちで新しくジャンルを作ったほうが、なんかムーブメントを起こしていくようで楽しいじゃないですか。

Miney ほんと、そこなんだよ。うちら4バンドが「令和のソフビ」というシーンを新たに形作るための軸として走り出すけど。この4バンドでやっていくことに共感したバンドがどんどん集まり、大きく広がっていけばいいし、「令和のソフビ」という定義だって、いろんなバンドが集まって活性化していく中で、「令和のソフビってこうだよね」となっていけば良いこと。うちらは、自分たちらしく活動できる新たなフィールドやスタイルを作っていきたいからこそ、このイベントをずっと継続させたいなと思っている。ただ、それだけなんですよ。

千歳 自分たちでも、居心地のよい場所を見つけたからこそね。


ジャンルなんて、自分たちで作っていけばいいことですからね。


──「令和のソフビ」という概念の元に集まることで、バンドもそうだし、お客さんも伸び伸びと楽しめそうですよね。

千歳 いろんなスタイルのイベントに参加すると、お客さんたちも「このバンドは激しいサウンドだから、頭を振って乗らなきゃ」という気持ちになってしまうこともあるじゃないですか。もちろん、それもイベントの楽しみ方ですけど。「令和のソフビ」に来れば、騒いでもいいし、じっと音楽に耳を傾けているだけでもライブを楽しめる。むしろ演奏する側も、バラードだって魅力として伝えていける場になる。まさにバンドの持つ魅力や底力を発揮しやすいし、それをお客さんも自然体で楽しんでいける。僕らは「令和のソフビ」を、そういう場にしていきたいんですよ。

真悠 うちら、よく「LAY ABOUT WORLDってソフビなの??」と真偽を問われることがあるけど。ヴォーカルがゴツいだけで、やっている音楽はみんなと共通しているんですよ。だからこそ、こういう伸び伸びとできる場があるのが嬉しいんです。

義彦 むしろ、「うちらは「令和のソフビ」ですか??」と真偽を問うために回るというネタにもしていけるからね。

真悠 あっ、それいいですね。ジャンルなんて、自分たちで作っていけばいいことですからね。


その日のノリ次第で、「このバンドのこの曲に、飛び入りで歌います、演奏します」というのが出てきても面白いなと思っています。


──今回のツアーの中、何かしら一緒にやる機会などもあるのでしょうか。

千歳 今回のツアー中、ライブ前に「アウトストアイベント」をやりたいなと思っています。ライブをやる前に、4バンドの親しい関係性が見えてくると、お客さんたちも、たとえ初見のバンドがいても、すべてのバンドに対して何かしらの知識や期待を持って、ライブを見られるじゃないですか。

 それと今回のツアーは、各バンドの演奏時間を長めに取ります。なぜなら、歌もののバンドが集まったイベントだからこそ、それぞれのバンドの楽曲をじっくり楽しんでほしいからなんですよ。そのうえで、その日のノリ次第で、「このバンドのこの曲に飛び入りで歌います、演奏します」というのが出てきても面白いなと思っていて。そこも、あらかじめ決めた予定調和の動きではなくて、基本的には何も決めることなく。それこそ、アウトストアイベントでの会話の中で、そういう話が生まれたからやるでもいいし、そのときのノリで、突然、飛び入りするでもいい。そこは余白を持って、自分たちでも「何が飛び出すかわからない」ところを楽しんでいきたいなと思っています。

真悠 Mineyさんがギターを持って歌っているから、実質、The Benjaminはギター2本ですけど。どのバンドも基本は1ギターなんですよ。だから、いきなりツインで曲を披露するのも面白さになると思うし、heidi.とHELLBROTHはドラマーがメンバーにいるけど、The BenjaminとLAY ABOUT WORLDはサポートドラマーなので、突然、ドラマーが替わるのも面白いかなと勝手に思っています。

千歳 毎回、何が飛び出すのかわからないほうが、うちらもそうだけど、ファンの人たちの期待も高まると思うから、そこは、みんなのお楽しみにしておきたいよね。


「令和のソフビ」というタイトルを付けていますけど。中身は、これから作っていくものだと思っています。


──よければ、「令和のソフビ」ツアーに向けての意気込みもお願いします。

義彦 「令和のソフビ」というタイトルのもとに、この4バンドが集まったわけですけど。表現している音楽性はみんなバラバラです。でも、同じ意志を持ったバンドたちがイベントを通して一つになることで、そこに新たな意味が見えてくると思います。それぞれのバンドのライブを、みなさんにしっかり見てもらえるように僕らも楽しみたいと思っているので、ぜひ遊びに来てください。

真悠 こういうイベントは、LAY ABOUT WORLDにとってなかなか無い機会。この4バンドで回るからこそ、それぞれのライブを楽しむのはもちろん。各バンドにはお酒好きなメンバーも多いので、ライブが終わったら浴びるように飲みながら、打ち上げまで1セットにして楽しみたいなと思っています。

Miney いつも千歳くんが、「みんなせっかくいい音楽をやっているんだから、お客さんにしっかり届けたい」と、僕らに思いを伝えてくる。だからこそ、その思いを形にしたいなと思ったのも、この企画の始まりでした。千歳くんの思いに、僕らThe Benjaminが共感したことから始まり、同じく、heidi.もLAY ABOUT WORLDも共感して集まったことで、「令和のソフビ」というイベントが誕生しています。もちろん、この思いに共感するバンドさんがいれば、どんどん巻き込み、このムーブメントを大きくしていきたい。それくらい僕らは、「令和のソフビ」という冠に賭けています。その意気込みを感じに、ぜひライブに足を運んでください。

千歳 Mineyさんと楽屋で話していたことが、ここまで広がりました。これは、HELLBROTHだけではできなかったこと。だからこそ、まだツアーは始まっていませんが、みなさんには本当に感謝しています。

「歌ものバンド」という言葉のもとに集まったこの4バンドだからこそ、各バンドのお客さんに、他の3バンドの音楽にも触れてほしいし、好きになってもらいたい。そのうえで、各バンドのワンマンなど、大事なときだけでもいいから集まってほしい。そういう動きを繰り返しながら、少しずつでいいから、このムーブメントを大きくしていきたい。それは、参加した全バンドが思っていることです。

僕らは、「令和のソフビ」というタイトルを付けていますけど。中身は、これから作っていくものだと思っています。以前は「メイクの薄い、ポップな歌もの系のバンド」のことをソフビ系と呼んでいましたけど。僕ら自身も、「令和のソフビって、一体どういうスタイルなんだろう」と、このツアーを通して探そうと思っています。その答えが出るのは先で構わない。まずは、それをお客さんたちと一緒に楽しむ中で、ともに探し、作り上げられたらなと思っています。

Miney ほんと、そうだよね。近い将来、「令和のソフビ」という言葉を、このシーンでよく耳にするようにしていきたいからこそね。

千歳 どんな物事にも言えることだけど、同じジャンルを示す言葉でも、「昔はこうだったけど、今はこうだよね」というのは、よくあることです。むしろ、そうやって変わっていくものだからこそ、ソフビという言葉だって、「令和はこうだよね」と変わっていくのも自然なことだし、むしろ、そうしていきたい。ぜひ、みんなと一緒に、今回のツアーをきっかけに、「令和のソフビ」というジャンルを新しく作っていきましょう。



TEXT:長澤智典


タイトル:「令和のソフビ」

概要:令和のソフビを掲げて話題の4バンドがツアー開催決定!

出演:heidi./HELLBROTH/The Benjamin(サポートドラム:小林孝聡)/LAY ABOUT WORLD

公演形式:有観客(オールスタンディング)


2026年10月25日(日)

HEAVEN'S ROCK 宇都宮 2/3(VJ-4)

〒320-0808 栃木県宇都宮市宮園町4-1 東武宮園町ビル B1F

開場16:00/開演16:30

終演予定:20:05


2026年11月02日(月)

心斎橋soma

〒542-0083 大阪府大阪市中央区東心斎橋2-1-13 大阪屋ジャンボビル B1

開場16:00/開演16:30

終演予定:20:05


2026年11月03日(火祝)

四日市CLUB CHAOS

〒510-0074 三重県四日市市鵜の森1-3-20 2F

開場16:00/開演16:30

終演予定:20:05


2026年11月07日(土)

高田馬場CLUB PHASE

〒171-0033 東京都豊島区高田3-8-5 セントラル・ワセダ B1F

開場16:00/開演16:30

終演予定:20:05


料金(各公演):

前売券 5,000円

当日券 5,500円

*1DRINK別途

●[一般前売券]

チケットNo.B001-

発売日:2026年9月26日(土) 10:00より

※発券はファミリーマート/セブンイレブンにて行ってください。

※手数料が発生する場合がございます。詳しくは購入ページにてご確認ください。


購入URL(プレオーダー・一般 共通):

10/25 宇都宮

https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=62377

11/02 心斎橋

https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=62378

11/03 四日市

https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=62379

11/07 高田馬場

https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=62380


入場順:番号順 A→B→当日券

主催/企画:令和のソフビ実行委員会

制作:BadeggBox/Planet Child

問い合わせ:会場

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